本編の中でも印象的なショットである階段のシーンについてライティングと使用した機材を紹介したいと思います。
狭い階段の中でどのように雰囲気を作ろうか考えたとき、最初は抜けにあるすりガラスから逆目の流し込みをと思いカッター付きのHMIで外から流し込んでみましたが、角度的にダンサーのいい位置に光が来なかったので別の方法をということでトップから光を作ることにしました。
階段でトップから光を作るとなると、オートポールでライトの吊り点を作るのが普通のやり方だと思うのですが、そうなるとグリップやらでグッズが増えてしまう上、ライト位置も少し下に下がってしまいます。今回使用したFalconEyesF7は灯体に磁石が入ってるので、天井の梁部分につけることができ、ほぼ天井と同じ高さでトップライトをつけることができました。
そのおかげで、両サイドの壁の光を切ることができダンサーと壁にコントラストがついて印象的なショットになったと思います。
バッテリーも内蔵してるので30分から1時間程度の撮影でしたら点灯したままでも持つと思います。
フルカラーにも対応してるのでエフェクト的に使用できるライトでもあるのでおすすめです!